エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2001年03月27日

カテゴリ : 設計のヒント

第11回 ベースマシンの基本構造について

 部品の機械加工と組立の2種類のLCAを考える場合、対象部品と種類数や形状の複雑さなどから組立用LCAの方が工夫を要します。これ以降は、組立用LCAを中心に解説します。

(1)メカニズムについて

 メカニズムの構成は、[1]ベースマシン(搬送機構)、[2]部品供給機構、[3]ワークホルダ(ワーク取付治具など)、[4]チェック機構、[5]排出機構から成ります。なお、簡易治具レベルのLCAの場合は、上記構成の対応する部分のみ参考として下さい。

(1)ベースマシンについて

 構造は大別して回転形と直進形があります。回転形はカム駆動によるインデックステーブルが代表です。直進形は、パレット方式やコンベア方式が挙げられます。これらの結合型もあります。

 回転型 (図1-a),b) 参照)直進型 (図1-c)参照)
特徴・コンパクトに製作できる
・ステーション数の変更は不可
・割り出し精度が良い
・作業者配置に難
・比較的安価
・大型で部品点数が多くなる
・ユニット増設・変更により機能増減が可能
 (例:U字ラインの思想)
・位置決め機構が必要
・作業者配置は簡便性あり
・高額
 (標準化によりローコスト化を図ること)
メカニズム・カム駆動
・ローラギア駆動
・パレット方式┬ウォーキングビーム方式
       └送りざお方式・コンベア方式

図1

 それぞれの特徴から、回転型はコンパクトな専用LCAベースマシンとして、直進型は汎用性を考慮したLCAベースマシンとして活用されます。セル生産方式は直進型のLCAベースマシンの一例と解釈できます。

 次回以降から、メカニズムについての技術解説を始めます。

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