エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2003年11月18日

カテゴリ : 駆動機構設計

第137回 動きを持つ構造設計−32:ワーク搬送コンベア

 ここでは3ステーションの自動停止機能を持つワーク搬送コンベア(【写真1】)を事例に、LCAの機構設計を解説します。
 『FACA-FAメカニカル標準部品カタログ』の見開きにある『標準部品使用例:1』下段右から2番目がこのLCAの斜視図です。

写真1

(1)ワーク搬送コンベアを構成する主な機構要素

 コンベア上に運ばれてきたワークを位置決めし搬送する簡易自動機(LCA)で、例えば、搬入—位置決め/検査ー排出前停止などの一連の操作のための補助装置として応用できます。次の機構要素で構成されています。

1. 平ベルト回転機構とコンベア張力調整機構
2. モータトルクのチェーン伝達機構
3. ワーク位置決め機構
4. ワーク検知と駆動制御用センサシステム

(2)ワーク搬送コンベア設計のポイント

 ローコストで組立調整やメンテナンスが容易なLCAとなる様、次の箇所に設計の工夫があります。

設計のポイント狙い
コンベアの張力調整機構組立調整、メンテナンスの容易性、ローコスト化
コンベア下部を支えるブラケット構造ローコスト化(溶接構造)
チェーンの張力調整機構組立調整、メンテナンスの容易性
搬送中のワーク検出センサの選定高い信頼性を有するローコストセンサの選定
位置決めプッシャ材料メンテナンスフリー(材料選定)、キズ防止

 次回から、上表の各設計のポイントについて解説を行います。

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