エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2004年01月13日

カテゴリ : 駆動機構設計

第144回 動きを持つ構造設計−39:移動中のワーク検出

 ワーク搬送コンベア(【写真1】)の移動中のワーク検出方法を事例に、光電式非接着センサの使い方を解説します。

写真1

(1)移動中のワーク検出

 ワーク検出には、1.接触検出、2.非接触検出、3.密着検出の3方式がありますが、移動中のワーク検出には下記の特徴から、非接触方式を採用します。
  a)ワークに害を与えない
  b)機械稼動中にワーク検出できる
 反面、センサ周辺の機械部品形状との関係などから、検出光の思わぬ挙動により検出異常を起こすことがあり、機械稼働率の低下などに繋がるため注意が必要です。

■光電式非接触式センサの使用上の注意点
センサの出光部/入光部にゴミ、塵、水滴、加工液、切粉などの異物を付着させないこと。センサ設置は異物が付着しにくい方向に取り付ける。
 例:センサは上向きに設置しない(ゴミが乗りやすい)。
隣接するセンサと干渉しない設置位置を選ぶ。
周辺の構造物からの光の入射(外光入射、センサ光の反射)を遮ること。
検出ワークは不透明/透明を分類し、表面の光の反射率が安定していること。(特に反射型センサの場合は重要)
移動速度が速い場合は、応答性の速いセンサを選ぶ。

 【写真1】のワーク搬送コンベア(カタログ見開き標準部品使用事例:1の下段右から2番目)では、3箇所の光電センサ(ビームセンサ:PEX13B)で、次の制御を行っています。

1. ワークがコンベア上に移載(【写真】上)された時点でセンサON。
2. コンベアの中間位置でワークの向きを位置決めステーションで整える。
3. コンベア端でワークの有無を検出し、コンベア上に規定以上の数量を載せない制御を行う。

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る