エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2004年02月03日

カテゴリ : ローコストオートメーションと材料

第147回 LCAを支える機素材料の基本−2:法隆寺の構造材料;木材

 コーヒーブレイクです。ここでは、世界最古の木造建築物『法隆寺』を構成している、構造材料と耐久性について紹介します。法隆寺を構成する構造材料については、法隆寺の棟梁をなさっていた、故西岡常一さんが語られた内容で知られています。

 現代建築の代表的な材料はコンクリートです。これは品質が良くても100年間程度しか耐久性は無いと言われています。使用した水質がアルカリ性であった場合などは、30年程度で劣化が始まるといわれています。
 法隆寺は建立して約1300年を経ており、その間記録では約40回の大地震にも耐え、世界遺産として現存しています。その構成材料はほとんどが木材です。故西岡氏の発言では、「樹齢千年のヒノキを、木のクセを見抜いて適材適所に使うことで、建造物は千年はもつ」とあります。(参考:西岡常一著;木に学べ;小学館より)

 最近では、木材の評価も変化してきており、「木材は、再生可能で、環境負荷が少ない材料」や「癒し効果」などが注目されています。1987年に建築基準関連法が改正され、大型木造建築が可能となり、エンジニアードウッドという構造用木材製品も出てきました。

写真

 次回は、法隆寺の釘を例に鉄についての話を紹介します。

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る