エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2004年06月18日

カテゴリ : ローコストオートメーションと材料

第165回 LCAを支える機素材料の基本−20:銅と銅合金

 銅と銅合金は材料強度が弱いので、LCAの構造部材にはほとんど採用されませんが、鉄やアルミニウム系金属と異なる性質を持っています。LCAに使用される素材の種類は、ほとんどが圧延処理された板材(伸銅品)ですが、10%程度が鋳物品です。次のような用途に使用されます。

■銅と銅合金の特徴
1. 電気抵抗が小さい(電気伝導性が良い)
2. 熱の伝導性が良い
3. はんだ付け性が良い
4. 耐食性が良い
5. 耐摩耗性を持つ合金がある
6. 高い靭性、ばね特性を持つ合金がある

■銅材と銅合金材の用途例
用途例材料例備考
しゅう動用軸受け部材青銅固体潤滑剤と併用
(ミスミの無給油ブシュや無給油スライドプレート)
(台形ねじナットなど)
板ばね材リン青銅 C5210<JIS記号>電気接点機能も有す
同上ベリリウム銅 C1700同上
銅管(熱交換パイプ)純銅 C1220、黄銅 C2700-
子ねじ(電気部品用)快削黄銅 C3604加工性が良いので

JIS記号の読み方
 銅及び銅合金のJIS記号は、「C」が先頭に着きます。次の4個の数字が合金系統、次のアルファベットが材料形状(板:P、BE:押出棒など)、次に、調質の有無(O:軟質<なまし材>、H:硬質)を示しています。

 次回は、LCAに使用される代表的なプラスチック材について解説します。

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