エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2005年02月04日

カテゴリ : 直動部品

第195回 リニアモータに挑戦−3:シャフトモータ駆動機構のシステム構成

 通常、リニアモータはユニット販売ですが、ミスミのシャフトモータはモータ単体購入が可能なため、ボールねじ採用の感覚で設計の自由度が得られます。ここでは、シャフトモータとボールねじと回転モータの2種類のアクチュエータを採用した、1軸駆動ユニットのシステム構成を比較しながら解説します。

(1)(ボールねじ+回転モータ)を採用した1軸駆動ユニットシステム構成(クローズドループ制御の場合)

写真1

(2)シャフトモータ採用の1軸駆動ユニットシステム構成

 シャフトモータを用いた直動機構は、次のシステム構成が代表的です。

写真2

(3)システム構成の比較

 両者のシステム構成は類似していますが、シャフトモータ採用では直動機構がシンプルになる半面、アクチュエータ関連の補助部品が必要になります。

1. シャフトモータの場合、機構系ではボールねじとカップリングが不要となるが、アクチュエータ系ではケーブルキャリアが必要、モータドライバの機能により位置決め制御用にPLCの増設が必要です。
2. シャフトモータ用のシャフトホルダは、磁界の影響を避けるために、標準寸法のサポートユニットが使用できない場合があります。
3. 回転型サーボモータの場合、クローズドループ制御ではなくセミクローズドループ制御を採用するならば、外付けのリニアエンコーダは不要です。
4. 両者の機構部寸法の比較では、シャフトモータを採用すると、(回転モータ+カップリング)の長さだけ短くできます。

 次回では、シャフトモータ採用する場合の機構設計の留意点を解説します。

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