エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2005年09月02日

カテゴリ : 自動化要素技術

第223回 ばねの設計−2:ばねの種類と特性

 「ばね」の種類を形状で分類すると、次のようになります。

【表1】形状で分類したばねの種類
ばねの種類
(形状で分類)
概説図番号
a)コイルばね
最も普及しているばね
製作が容易で効率的、安価など
圧縮・引張り・ねじりなどのばね機能を持つ
b)渦巻きばね
ぜんまいに代表される形状で、ばねの弾性変形で回転力を与える機能など
c)皿ばね
中心に穴のある円板を円錐状に加工した皿形ばねで、小容積で定荷重反力を要する部分などに使用される
d)ファスナばね
締結に使用される色々な形状をしたばね
ばね座金、E形止め輪、スプリングピンなど
e)重ね板ばね
重量物の懸架装置(車両用など)に多く使用される
f)薄板ばね
薄い平板をばね機能の形状にして使用するもの
接点、クランプ類、配管継ぎ手部の締付部品など
g)トーションバー
棒のねじり変形をばね作用に利用するもの
スタビライザとして自動車で使用される
ボリュームなべとも呼ばれる
竹の子状のコイルばねで衝撃緩衝などに使用される
ばねの種類
(形状で分類)
概説図番号

 形状による分類以外では、下記が挙げられます。

使用材料による分類(金属、非金属など)
ばねに加わる力の方向による分類(引張り、圧縮、ねじり力など)
用途による分類(荷重の代用、衝撃緩和、振動緩和、力の蓄積など)
使用環境による分類

 次回は、圧縮コイルばねの荷重とたわみの関係について解説します。

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