エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2006年05月19日

カテゴリ : 自動化要素技術

第257回 ねじ−3:ねじの製図の基本

 ねじの製図の基本を解説します。

(1)ねじの各部名称

図1

(2)ねじの製図の基本(図は全てJIS B0002より)

 ねじの形状は軸の外周を山状の歯が螺旋状に形成された複雑なもののため、ねじ製図は原則的に略図で表されます(【図2】)。なお、ねじの端部方向からの製図表示法が変更<下記-b)項>になっています。古い表記法は【図6】を参照ください。

a)ねじの外観図
おねじの外径とめねじの内径は太い実線で表記
おねじの谷の径とめねじの谷の径は細い実線で表記(【図2】の青矢印線)

b)ねじの端部から見た図
ねじの谷底は、細い実線で描いた円周の3/4にほぼ等しい円の一部(【図2】の右図)で表す。通常は右上方の4分円を開けて表記。

c)ねじ部品の断面図
ねじ部の断面図(【図3】の左図)では、ハッチングは、ねじの山の頂の太い実線まで延長して製図する。

d)隠れたねじ
山の頂および谷底は【図4】のごとく細い破線で表す

e)不完全ねじ部
不完全ねじ部は、機能上必要な場合や加工寸法の指示を要する場合には、傾斜した細い実線で表すが、省略可能である(【図5】)。

図2、図3、図4、図5、図6、図7

 各種の頭形状を持つ小ねじの製図表記法も新しい表記法に変わっています。詳しくはJIS B0002-3を参照してください。

図8

(3)ねじの表し方

 ねじには多くの形状要素があるため、設計図・部品図などを理解するうえで、ねじの表し方を理解しておく必要があります。

図

 次回は、複数のねじ穴/タップ穴の設計製図の基本を解説します。

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