エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2006年09月22日

カテゴリ : エアー駆動

第274回 エアー駆動アクチュエータと周辺技術−2:エアー駆動アクチュエータの空気圧原理

(1)エアー駆動アクチュエータ駆動へのエアー圧供給システム

エアー駆動アクチュエータの空気圧エネルギーは、工場のエアーコンプレッサシステム(【写真1】)で作り出した圧縮空気を配管系統で分配し、個々の自動機に取り付けられた圧力調整弁・各種フィルタなどの流量制御機器を経由して、エアー駆動アクチュエータに供給されます。

この圧縮空気の供給流量能力以内の消費量の範囲で、エアー駆動アクチュエータは安定したエアー圧力を得ることができます。

写真1

(2)エアー駆動アクチュエータ駆動の空気圧原理

エアーコンプレッサの空気圧エネルギーと、エアー駆動アクチュエータで得られる空気圧エネルギーの関係は「パスカルの原理」にしたがっています。
■パスカルの原理
容器中で静止している流体のある点に圧力を加えると、流体を介して流体内部のあらゆる部分と、容器内壁に対して垂直方向に同じ圧力が伝わる原理を「パスカルの原理」といいます。


【図1】のように、2つのピストン(シリンダ)を管でつないだとき、一方のシリンダに加えた力を他方のシリンダに伝えることができます。【図1】では、右側がエアーコンプレッサ(圧縮空気圧源)で、左側がエアーシリンダと考えることが出来ます。

ピストン面積をかえることで圧力を大きくできるため、エアー駆動アクチュエータのほかに、油圧ブレーキや油圧ジャッキなどにも応用されています。

図2

 次回は、エアー駆動アクチュエータと周辺備品の構成について解説します。

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