エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2006年10月06日

カテゴリ : エアー駆動

第275回 エアー駆動アクチュエータと周辺技術−3:空気圧回路の全体構成

エアー駆動アクチュエータの駆動要素(動きの種類)は、次の3つが挙げられます。
1. 駆動力の方向 → 前進と後退、正転と逆転、揺動スイング
2. 駆動力の速度 → 駆動速度
3. 駆動力の大きさ → 推力、回転力など

エアー駆動アクチュエータのエネルギー源の空気圧で、上記の3つの駆動要素を制御するため、空気圧回路が必要となります。

この空気圧回路を構成するものとして、次のものが挙げられます。

空気圧回路の構成
空気圧回路構成要素主な機能主な商品名
a)エアー駆動アクチュエータ自動機や装置の駆動用機器エアーシリンダ
揺動シリンダ、他
b)流量制御機器アクチュエータの速度制御速度制御弁
絞り弁、他
c)方向制御機器アクチュエータの駆動方向の制御電磁弁、逆止弁
方向切替弁、他
d)圧力制御機器アクチュエータの駆動力制御減圧弁
リリーフ弁
安全弁
e)清浄化機器圧縮空気の清浄化エアーフィルタ
f)空気圧源圧縮空気の供給エアーコンプレッサ
g)配管類配管によるエアーの分配配管パイプ
チューブ
配管継ぎ手
h)補助用空気圧回路機器
ア)潤滑油供給機器
イ)圧力スイッチ
ウ)消音機器
ア)噴霧状潤滑油の供給
イ)安全対策
ウ)排気エアー音の消音
ア)ルブリケータ
イ)圧力スイッチ
ウ)消音器

エアーシリンダを採用した空気圧回路の基本構成を【図1】に、代表的な構成部品と事例の写真をそれぞれ示しています。

図1

図2

図2


 次回は、エアーシリンダの推力算出式について解説します。

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