エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2006年11月02日

カテゴリ : 設計と加工

第279回 自動機部品の加工技術の基礎−3:3つの加工法

 自動機の部品を加工する方法は、大きく3つに分類されます。

ア)工具で切る=不要部分を削りとって形を造る・・・・・・・・・除去加工
イ)型で変形させる=力を加え変形させて形を造る・・・・・・・・変形加工
ウ)部品同士を接合する=熱などを利用して溶かし接合させる・・・付加加工

 この中で、除去加工法が自動機(LCA:ローコストオートメーション)部品の加工法としては最も利用されます。

(1)加工法の概要

(1)除去加工
加工される材料よりも硬い材料を切削(研削)工具とし、工具を高速運動(回転や直進)させて不要部分を削り取る工法(【図1】)
図1
放電加工法は、熱エネルギーを用いて不要部分を取り去る工法(【図2】)
図2

(2)変形加工
加工される材料よりも硬い材料を変形工具とし、変形工具を押し付けることで形状を造る工法
プレス加工や鍛造加工が代表的な加工工法(【図3】)
図3

(3)付加加工
高熱ガスなどの熱エネルギーで材料を溶かし、部品同士を溶接接合する工法(【図4】)
図4
メッキや蒸着膜形成なども付加加工に含まれる

(3)加工法の事例

 代表的な事例を紹介します。

旋盤加工・・・・・・回転軸
フライス加工・・・・ベアリングホルダ用ハウジング、アングル
ドリル切削加工・・・穴
平面研削加工・・・・スライドガイド用レール、基準プレート
変形加工・・・・・・ばね、取付用ブラケット
溶接加工・・・・・・アングル

 次回は、除去加工の代表の切削技術の基本を解説します。

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