エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2006年11月17日

カテゴリ : 設計と加工

第281回 自動機部品の加工技術の基礎−5:平面形状と加工工具

 切削加工の代表的な対象物は、機械装置用部品と金型用部品が挙げられます。それぞれに特徴があります。機械装置用部品の多くがXYZの直交座標で設計できますが、金型用部品は、部品形状自体が自動車のボディーや家電製品のカバーなどになるため、3次元曲面形状を持つ場合があります。

 以降では、機械装置用部品の加工に用いられる代表的な加工形状と、それに適用される工具と加工面粗さを解説します。

(1)平面加工

加工形状例代表的な平面加工工具加工面の粗さ(Ra、Rmax)
写真写真

平面削り用カッター(粗加工用)
算術平均粗さ
Ra:3.2〜25μm
最大高さ
Rmax:12.5〜200μm
写真

多機能エンドミル(中〜仕上げ用)
算術平均粗さ
精密:Ra:0.8〜1.6μm
通常:Ra:3.2〜25μm

最大高さ
精密:Rmax:3.2〜6.3μm
通常:Rmax:12.5〜200μm
写真

平面研削砥石(基準面加工用など)
算術平均粗さ
精密:Ra:0.1〜0.2μm
通常:Ra:0.2〜12.5μm

最大高さ
精密:Rmax:0.4〜0.8μm
通常:Rmax:0.8〜50μm

図

 次回は、直角形状の加工用工具と加工粗さについて解説します。

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る