エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2007年02月02日

カテゴリ : 設計と加工

第290回 自動機部品の加工技術の基礎−14:バリとエッジ形状設計

 ここでは、エッジ部にバリを形成させない設計法と、加工で形成されたバリの除去法について解説します。

(1)加工部品のエッジ形状設計のポイント

エッジ部には“バリ”が残ることを前提に、エッジ部設計をする必要がある。
次の機能が求められる加工部品の場合には、エッジ処理を部品図上に明記する必要がある。

a)素手で取り扱う部品や治具の外周コーナー部
解説:
バリは加工硬化のため鋭く硬い薄片、ナイフのように切れるため安全策として必要
b)高い寸法精度が必要な箇所
解説:
取扱い時の不備によるエッジ部の変形で寸法変化が生じることを回避するため(【写真1】参照)
c)軸と穴や部品同士の挿入などの組立を行う部品端部
解説:
組立時のガイド機能を持たせることで組立性向上と部品劣化防止を得るため
d)摺動面とその周辺部品の端部
解説:
走行中にバリが脱落する事故などで寿命短命となることを回避

写真1

(2)コーナー部の面取りの設計図面の指示方法

エッジ処理の代表は“面取り”・・・【図1】参照

図1

“エッジ部にはバリなきこと”、“コーナー部は糸面取り”の文章で、部品図面の注記に明示することがある。

 次回は、加工で生じたバリの除去法について解説します。

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る