エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2007年02月23日

カテゴリ : 設計と加工

第293回 自動機部品の加工技術の応用−2:加工面のランダムな面粗し加工法

 機械加工の加工面は、工具の刃先の回転運動や直進運動などで、表面粗さや加工跡のパターンが決まります。旋盤加工は螺旋状の回転パターン、砥石研削加工は平面研削なら直進パターン、フライス加工は回転と直進の複合パターンなどです。
 しかし、加工面の粗さをランダムにしたい機械部品が、次の事例などにあります。

ランダムな面粗さ(シボ加工面とも呼びます)が好ましい機械部品の事例
(1)摩擦抵抗を大きくさせないため・・・搬送ガイド上面など
(2)静電破壊を防ぐためのテーブル上面・・・印刷装置のテーブルなど
(3)ガラス基板など裏面が平滑なワークの設置テーブル上面・・・位置決めテーブルなど
(4)光の全反射を回避する必要がある光学機器部品(この場合、黒染め処理がポピュラー)
(5)グリップなど手で掴む表面の滑り止め

 ランダムな面粗しは、工具を用いた機械加工ではなく、次の数種類の加工法を相手の材料に応じて選択します。

図

 次回は、放電加工の特徴と応用例について解説します。

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