エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2007年05月25日

カテゴリ : 設計と加工

第306回 自動機部品の加工技術の応用−14:ボルト頭の形状と固定穴の設計・加工

 ボルトの頭を固定板から出したくない部分のボルト頭のザグリ穴形状と精度には、次のような注意が必要です。

さら子ネジ類のザグリ穴加工の注意点:【図1】参照

ボルトで締結される2つの部品は、ボルト外径より大きなザグリ穴とボルト頭部に応じたザグリ穴を持つ部品—Aと、ネジが切られた部品—Bとなる。
ボルトは複数個で固定するため、部品—A、Bともに、複数個のザグリ穴とネジ加工が必要となる。
部品—Aの場合、子ネジの頭部底面が斜面形状(さら子ネジ、丸さら子ネジ、十字穴付き子ネジ)では、1個のボルト締め付けで部品—Aは位置決めされてしまう。
したがって残りのボルト固定は、ザグリ穴に余裕を持たせていても、完全にネジ締め付けが出来なくなる場合が生じる。
この様なトラブルを避けるには、ボルト頭部底面が平坦な丸子ネジ、平子ネジの選択やボルト頭高さの低い「低頭ボルト(【写真】)」などを採用すること。

306.gif

 次回は、切り欠き穴の回避策と加工について解説します。

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