エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2007年09月28日

カテゴリ : 設計のヒント

第322回 パイプローラ−2:ローラコンベアの設計のヒント

 ローラコンベアの設計前に、搬送ワークの特徴を十分に把握したうえで、ローラコンベアの構造を決める必要があります。 ローラコンベア

(1)ローラコンベアの条件

 搬送物は外形、重量、壊れ易さなどありとあらゆる条件が伴います。したがって、コンベア設計に着手する前に満足すべき条件<下表例>の整理が重要です。

1)搬送条件外形サイズ、重量、底面の形状(平面かデコボコか)、材質
2)搬送状態コンベア上で隙間なく並べて搬送、適切な間隔で搬送
3)コンベアへの移載法軽い衝撃程度(人作業、ロボット)、強い衝撃程度
4)周辺環境温度、水気

(2)ローラコンベア設計

(1)ローラピッチの設計
ローラピッチの決め方
ローラピッチは、搬送ワーク底面を4本以上のローラで支える距離として決めます。
市販コンベアから選定する場合は、(搬送ワーク底面長さ÷4)>コンベアピッチから選択します。
多種類の搬送ワークを混流搬送する場合は、一番小さな搬送ワークを対象にピッチ算出。

(2)ローラ幅の設計
ローラ幅は搬送ワークの外形サイズに合わせて設計します。
一般的には、搬送ワークの底面幅よりも50mm以上幅広にローラ幅を選定。
搬送ラインにカーブがある場合は、右図に対する搬送ワークの長さと幅から選定。
ローラ幅の設計

(3)フレームと脚設置間隔の設計
搬送ワーク重量と搬送間隔から1メートル当たりの搬送ワーク重量を算出し、この値に対し安全係数を加味してフレーム構造と脚設置間隔を決めます。

 次回は、静電破壊の対策に効果のある「イオナイザー」について解説します。

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