エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2007年11月02日

カテゴリ : 位置決め技術

第327回 ワークホールド技術−3:バリや異物の悪影響を回避する位置決め基準構造

 バリや切粉、位置決め基準面上の付着異物などは、位置決め治具の摩耗を促進し誤差の増大を引き起こします。ここでは、バリや異物の悪影響を回避する位置決めピンについて解説します。

バリや異物の対策の方法

 バリや切粉、異物などの悪影響による位置決め精度の劣化を防ぐため、次の3つの方法が挙げられます。

a)除去し易い位置決め基準構造の採用
b)位置決め作業自体でセルフクリーニング
c)バリや異物の悪影響の回避構造の採用

 以下では、まず、a)について解説します。

a)バリや異物を除去し易い位置決め基準構造の採用(【図1】参照)
■解説

 バリや異物を除去し易い位置決め基準構造は、次の視点で構想してください。

溜まった異物などの除去作業がし易いように、耐摩耗性を持つ小さな位置決めピンを選ぶ。
位置決め治具は見えにくい構造を避け、見て異常が分かる工夫をする。
位置決め基準を治具上面より高い位置に設けて、切粉などを下に落とし、除去作業を簡単化する。

【図1】バリや異物の影響回避構造の比較事例

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る