エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2008年11月14日

カテゴリ : 生産技術

第376回 機械設計者の生産技術レベルアップ講座-30:スクリーン印刷技術

(1)スクリーン印刷

 スクリーン印刷は、プリントゴッコで採用されているシンプルな印刷法です。ステンシル(シルクスクリーン)と呼ばれるインキを転写させる部分が貫通した版を用い、ゴム製へら(スキージと呼ばれる)で版上のインキを貫通穴から版の下に設置された印刷物に転写させる方式です。

【図1】スクリーン印刷の解説図


(2)スクリーン印刷の特徴

長所:

(1)布状の印刷版を使用するため印刷圧が非常に小さく
(2)上記―(1)により、曲面部にも印刷が可能
(3)比較的厚い膜厚の印刷が可能…立体感がだせるなど
(4)枚葉印刷が基本のため機種切り替えが楽
(5)印刷体の素材の対応性に優れる

短所:

(6)インキの劣化(乾燥、他)、版の耐久性などの面でフレキソ印刷などの他の方式より劣る
(7)印刷精度に限界がある
(8)版と印刷体が接触するため、貫通穴部以外の箇所にインキがつくなどの事故が避けられない

(3)応用事例
生活用品類…玩具、文房具、容器類、衣料プリント
工業製品…プリント回線、厚膜IC、液晶ディスプレイ等の接着剤塗布、表示目盛

【写真1】液晶ディスプレイのシール接着剤の印刷


このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る