エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2009年10月09日

カテゴリ : 設計のヒント

第420回 設計のイメージトレーニング-12:設備フレーム・匡体の設計

 設備フレームとは設備の骨格を構成する構造体、匡体とはフレームに外装カバーなどを組み付けた外装全体の意味です。これ等は自動機の性能維持のみならず見栄えやレイアウト効率性に関係する重要な設計項目です。次のような課題を設計構想の段階で検討を行い、製図を進める必要があります。

(1)設備フレーム・匡体の検討課題

-1.自動機機能に対して

設備フレーム検討課題解説
(1)構造強度・自動機は静荷重と動荷重が作用します。長時間稼動による締結部の疲労破壊なども想定した構造強度設計が必要
・重量バランスを考慮してフレーム構造、キャスタ配置を設計
(2)安全・メンテナンス対策・安全性とメンテナンス作業性を考えたカバー構造
(3)自動機性能の維持・精度、高速性、多品種対応性など多種の性能維持の対する考慮
(4)温度等の安定性・項目(3)に関連
(5)騒音等の抑制・装置自体の振動抑制、外部からの振動影響の回避、防音作用
(6)防塵等の環境維持・外装カバーの必要性、クリーン仕様対応など
(7)電気ノイズ・接地処理・電気接地処理の要・不要と対応

-2.自動機機能以外の検討課題

上記の自動機機能の発揮とその性能維持のため以外に、次のような検討課題があります。

設備フレーム検討課題解説
(8)標準化・工場全体やライン設置設備の標準化対応、レイアウト効率に影響
(9)見栄え・見せる設計(5Sの狙い、スケルトンカバー)、見せない設計(鋼板カバー等)
(10)移載・接地の取扱い・搬送時の固定法、クレーン吊上げ処理、搬入時のドアサイズ等考慮

図 ビンゴゲーム自動機のフレーム構造事例

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