エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2009年11月20日

カテゴリ : 設計のヒント

第425回 設計のイメージトレーニング-17:ピックアンドプレイス機構

 ピックアンドプレイス(P&P)機構は、自動機の機構部の中でワークを直接触るメカニズムのためワークの特徴に合った設計(構造、材質、運動方式、サイズ、その他)が必要となります。ビンゴ自動機を事例に解説します。

・P&P機構は、「ピック」=取り出しと「プレイス」=取り置きの処理をする機構です。

・P&P機構が採用される事例として次の項目が挙げられます。

ピックアンドプレイス
機構の用途
事例の解説
部品の位置決め(1)パーツフィーダから自動機のワークホルダに移載(【写真1】)
(2)コンベアからの取り置き(【写真2】)
(3)ワークホルダからの取り出し
姿勢変更の前処理(4)反転や方向変更のための取り置き(【写真3】)
選別処理(4)検査後のランク分けや選別処理

・P&Pのハンド部は、繰り返し動作が前提となるため処理時間の速さと駆動の信頼性が重要です。取扱いが容易なワークの場合はエアー駆動の直動スライダやハンドユニットが多用されます。微細部品や壊れやすいワークになるとバキュームチャック(【写真2】)と各種センサ(バキュームセンサ、光電センサ)などで優しくかつ確実な取扱いをします。

【写真1】ビンゴ自動機のP&Pユニット

【写真2】コンベアからの取出しP&Pロボット

【写真3】シリコンウェハの方向変換用P&P

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