エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2011年01月21日

カテゴリ : 設計のヒント

第481回 安全性設計-6:機械類の安全設計知識-2

 機械装置などによる操作者等への事故を完全に防止する方法として、人体の各部位が機械類の隙間に入らない寸法で設計製作することが挙げられます。JIS B9711に定められています。

(1)人体部位が押しつぶされることを回避するための最小すきま

 機械装置による人体の押しつぶし事故は、次の2種類の機構で生じます。

ア)2個の可動部が向き合って動く機構
イ)1個の可動部が固定部に向かって動く機構

 このような機構部の“最小すきま”を次表のように規定することで、押しつぶし事故を回避する機構設計を行うことが推奨されます。

備考

1)この“最小すきま”の規定は、押しつぶしのみに効果があるもので他の危険源(衝撃、引込み、せん断など)には効果はありません。
2)対象者の特徴を考慮する必要がある場合があります。
例:
グローバル環境下での民族的な人体サイズの違い
子供などが危険性に関与する可能性がある場合   など

【図】人体の押しつぶし事故を回避するための最小すきま(単位:mm)(出典:JIS B 9711)
人体部位最小すきま a図示
人体 500図示
頭(最悪の位置) 300 図示
180 図示
120 図示
つま先 50 図示
120 図示
手、手首、こぶし 100 図示
25 図示

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る