エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2011年05月13日

カテゴリ : 設計のヒント

第496回 機械工学と自動機設計-15:はり構造と曲げ

 構造物では「はり:beam」の構成で構造物の強度を作り出します。同じ考えが機械装置の筐体設計に活用されます。ここでははりの種類と荷重について解説します。

(1)「はり」の種類

代表的なはりの種類に次の5種類があります。

a)片持ばり・・・一端側が固定されている「はり」構造で、固定側を固定端、その反対側を自由端
b)単純支持ばり・・・はりの両端が単純支持されている「はり」構造
c)張出いばり・・・支点の外側に荷重が加わっている「はり」構造
d)固定ばり・・・両端ともに固定支持された「はり」構造
e)連続ばり・・・3個以上の支点で支えられた「はり」構造

図

解説:

・単純はりは、スカラー型ロボットアームやピック&プレースユニットのクランプアーム機構(下図a))に当たります。

・単純支持ばりは、シャフトとボールブッシュの直動案内機構などに当たります(下図)。

図

(2)「はり」に加わる荷重の種類と表現

・a)は荷重部に機構を持つ構造のモデルとして、b)の分布荷重の場合は、はりの重量自体の影響を考える場合のモデルとして利用できます。

図

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る