エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2012年12月07日

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第523回 自動化ノウハウ編:洗浄-3 超音波洗浄の効果向上

概要

精密洗浄にはほとんどの場合、超音波洗浄装置が使用されるが、洗浄エネルギーが大きい最適位置で洗浄できるように洗浄かごを設計製作することが洗浄効果向上のポイントである。

解説
(1)超音波洗浄の洗浄エネルギー

・精密洗浄にはほとんどの場合、超音波洗浄装置が使用される。
・この超音波洗浄の洗浄エネルギーは、洗浄槽の底部に装着されている超音波発振子の性能と配置数でほとんど決まる。
・この超音波洗浄装置の洗浄エネルギーを最大効率的に洗浄作用として利用するのが、生産技術者の腕の見せ所である。
・超音波洗浄装置の洗浄槽内の洗浄エネルギーは図1の様なイメージで発生していると考えてよい。

(2)洗浄ワークの洗浄姿と洗浄位置

・図1の様に洗浄槽内に生じる洗浄エネルギーを効果的に洗浄に利用するためには、洗浄ワークの洗浄姿(ワークの方向)と洗浄位置を最適に選ばなければならない。
・最適な洗浄姿とは、汚れに対し効果的に洗浄エネルギーが作用し、かつ、洗浄後に洗浄液が流れ去り易い方向。
・最適な洗浄位置とは、洗浄エネルギーが最大効率的に洗浄ワークに作用する位置のことで、この最適な洗浄位置で洗浄ワークを洗浄処理できる洗浄かごを設計製作することが超音波洗浄の効果向上のポイントである(図2)。

【図1】洗浄槽と洗浄エネルギー

【図2】洗浄エネルギーと洗浄位置

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