エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2012年12月21日

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第524回 自動化ノウハウ編:洗浄-4 洗浄エネルギー位置検出法

概要

精密洗浄にはほとんどの場合、超音波洗浄装置が使用されるが、この超音波洗浄の洗浄エネルギーの発生位置を検知し、この最適位置で洗浄できるように洗浄かごを設計製作することがポイントである。

解説
(1)超音波洗浄エネルギー発生位置の検知方法

・超音波洗浄の洗浄効果を向上させるには、洗浄かごの中で最適な位置に洗浄ワークを設置して洗浄することが重要。
・したがって、使用する超音波洗浄装置の洗浄槽内の超音波洗浄エネルギーの発生状態を検知することが重要となる。
・図1に洗浄槽内の超音波洗浄エネルギーの発生状態の検知法を解説した。
・市販の台所用アルミホイルを利用し、超音波エネルギーの強さをアルミホイルの変形や破損状況とそれらの位置で相対的に判断することができる(図2)。
・図2に洗浄エネルギー検知用アルミホイルの造り方を解説した。さびないステンレス針金などで枠をつくり、その枠にアルミホイルを面状に固定する。

(2)超音波洗浄エネルギーの強度分布と洗浄条件の関係

・超音波洗浄エネルギーは、超音波発振子の特性により振動エネルギーの振幅(距離)が決まってくる。
・洗浄エネルギーは、この振動エネルギーの振幅と振動強度の形状に応じたエネルギーの洗浄効果の分布が生じる。
・したがって、洗浄かごの中の洗浄ワークを安定した洗浄品質を得るために、振動エネルギーの振幅と同等程度の距離を洗浄かごを搖動運動させることで、洗浄ワークに万遍なく洗浄エネルギーを作用させる洗浄条件(搖動運動とその距離)を選定する。

【図1】超音波洗浄エネルギー検知法

【図2】検知治具の位置とアルミホイルの状態例

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