エンジニアのための技術講座

ローコストオートメーション講座

掲載日:2013年04月05日

カテゴリ :

第538回 自動化ノウハウ編:自動化機器の高精度化対応設計

・自動化機器の高精度化は、位置決め精度の高精度化と表現できる。しかし、位置決め精度の高精度化を劣化させる要因は多岐に及ぶため非常に難しい生産技術と受け止めるべきであろう。

・複数回(n回)の位置決め作業を行った時の位置決め精度は、n個の位置決めバラツキを持つこととなる。この場合の典型的な位置決めバラツキをグラフで表すと図1の様になる。

【図1】位置決めバラツキの典型グラフ

・図1より、位置決め精度は、位置決め目標値に対する誤差の「かたより誤差」と位置決め精度の制約(位置決め公差)に対する誤差の「バラツキ誤差」の2つの誤差で構成されている。

位置決め精度=「かたより誤差」+「バラツキ誤差」

・「かたより誤差」が少ない性能を正確度が高いと表現し、「バラツキ誤差」が少ない性能を精密度が高いと表現する。また、「バラツキ誤差」が少ない性能を位置決め再現性が高いともいう。

・「かたより誤差」は位置計測と制御で位置決め目標に近づけることができるが、「バラツキ誤差」は、各種多様な誤差要因による生じる位置決め誤差のため、位置決め公差が厳しい場合には、バラツキ誤差の主要因の対策が必要となってくる。

・「バラツキ誤差」の代表的な誤差要因は次のような項目が挙げられる。
(1)位置決め装置固有のもの・・位置センサーと機構系の座標精度、駆動系のガタ、その他
(2)位置決めワーク固有のもの・・形状誤差、基準面誤差、その他
(3)ゴミや異物等による突発的変動

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る