エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2001年03月27日

カテゴリ : 技術計算

第34回 可動側型板のたわみ計算(計算例)

問題

 【図1】に示す構造の可動側型板は、最大どのぐらい、たわみが発生すると予測されますか。
 ただし、型板その他の部材の材質は、S50Cとする。
図1

解答例

 最大たわみδmaxは、次式で計算されます。

数式画像

 【図1】より、下記のデータが前提条件として与えられます。

 型板の幅:B=200mm
 スペーサーブロック内側の間隔:L=90mm
 受け板の厚さ:h=20mm
 キャビティ内圧pを受ける部分の長さ:l=8mm
 キャビティ内圧pを受ける部分の幅:b=25mm
 キャビティ内圧:p=350kgf/cm2
 材料の縦弾性係数:e=210×104kgf/cm2

 したがいまして、

数式画像

 この程度のたわみであれば、流動性の良好な樹脂であっても、バリが発生する危険性は極めて低いと考えられます。
図2



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