エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2001年04月13日

カテゴリ : 技術計算

第35回 可動側型板の受け板厚さの決定方法

 前回は、可動側型板(受け板)のたわみ量の計算方法を紹介しましたが、今回は、逆に型板(受け板)の厚さを計算する方法を解説します。
 金型設計をする際には、むしろこちらの計算方法の方が有益かもしれません。

 基本的には、前回に使用した計算式を受け、板厚さhについて整理します。
 したがいまして、次式で計算が可能です。

数式画像

σmax:受け板の最大たわみ(mm)
B:型板の幅(mm)
L:スペーサーブロック内側の間隔(mm)
h:受け板の厚さ(mm)
l:キャビティ内圧pを受ける部分の長さ(mm)
b:キャビティ内圧pを受ける部分の幅(mm)
p:キャビティ内圧(kgf/cm3
E:材料の縦弾性係数(ヤング率)(kgf/cm2

 ここで問題となるのは、最大どれぐらいまでの最大たわみまで許容されるのか?  という点です。これは、目安として下記の値を推奨します。

前提条件金型設計上許容される最大たわみ
δmax (mm)
流動性の良い樹脂を使う場合
例)PP,PA,PPS
0.025以下
流動性が一般的な樹脂を使う場合
例)ABS,PBT
0.03〜0.05
バリが発生しても許容され成形品0.1〜0.2



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