エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2001年04月24日

カテゴリ : 構造部品

第37回 サポートピラーの効果的な配置方法

 サポートピラーは、可動側型板の底面の射出圧力による、瞬間的なたわみを防止するために取り付けられる支柱のことです。
 可動側型板のたわみを低減するためには、以前に解説しましたように、適切な型板底面の厚さを確保することが基本となりますが、サポートピラーを用いて、補強する手法も経験的に多用されています。

 サポートピラーは、通常は、円柱状の炭素鋼(S50C)非熱処理材やSKS3熱処理(54HRC程度)が使用されています。
 サポートピラーは、適切な位置へ配置をすれば、極めて効果的な成果を発揮します。
 【図1】に示すように、サポートピラーを型板中心部から離れたところへ配置しても、十分な威力は発揮できません。なぜならば、一般に射出成形加工では、スプルーが型板中心に配置されており、そこからランナーが分岐してゆきます。したがいまして、型板の中心部には大きなたわみが生じます。

図1

 したがいまして、型板の中心部分を取り囲むような配置とするのが効果的な方法となります。  また、コアの真下に配置するのも有効ですが、エジェクターピンの配置との関係を十分に検討する必要があります。

 エジェクターピンが込み合っている部分では、サポートピラーの断面形状を円柱形状にこだわらず、角形状としたりする工夫もしばしば採用されています。



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