エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2001年09月25日

カテゴリ : 技術トピックス

第58回 金型の劣化

 金型は、量産のプラスチック射出成形に使用されるようになりますと、金型が完成した時の機能が徐々に低下してゆきます。機能の低下とは、具体的には摩耗によるバリ発生や部品の破損などのことです。
 金型を含む機械設備の機能の低下のことを「劣化」と呼んでいます。

 劣化には、大別して下記の3つのパターンがあります。(【表】参照)

【表】金型の劣化の原因とその対策
原因内容対策
使用劣化摩擦
破損(衝撃、疲労、クリープ)
腐食
誤操作
摩擦耗、潤滑
耐振動、振圧、潤滑
防食
フールプルーフ、人間工学活用
自然劣化汚損(さび、ほこり)、狂い防錆、清掃、防塵、5S
災害劣化地震、火災、水害耐水、保安

1. 使用劣化

 摩耗や破損、腐食、オペレータの誤操作による破損など、金型の使用によって劣化する内容です。

2. 自然劣化

 錆やほこり、残留オーステナイトによる金型部品の変形や狂いによって劣化する内容です。

3. 災害劣化

 地震や火災、水害によって不測の錆発生や燃焼被害を受けて劣化する内容です。

 金型の劣化は、完全には避けられませんが、的確なメンテナンス(保守管理)によって、劣化した機能を回復させることが可能です。



紙図も型番も要らない3Dダイレクト調達 meviy【メヴィー】

このサイトは、株式会社ミスミが運営・管理しています。

当サイト上のコンテンツの著作権は株式会社ミスミに帰属します。
無断利用・転載を発見した場合は、法的措置を取らせていただくことがあります。

ミスミのeカタログ

メカニカル部品 | ねじ・ボルト・座金・ナット | 工業用素材 | 配線部品 | 制御部品・PC部品
切削工具 | 生産加工用品 | 梱包・物流保管用品 | 安全保護・環境衛生・オフィス用品 | 研究開発・クリーンルーム用品
プレス金型部品 | プラ型用部品

ご利用にあたって  会社概要

ページトップに戻る