エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2001年11月27日

カテゴリ : 技術トピックス

第66回 ロックウェル硬さ試験について

 ロックウェル硬さ試験は、プラスチック射出成形金型用部品の硬さの表示方法では、最もポピュラーな試験方法です。

 ロックウエル硬さは、

  50HRC のように、表記されます。つまり、

  硬さ値、HR、スケール

 の順番に表記します。例えば、60.5HRC、45HRBのように表記されます。
 スケールとは、硬さ測定に用いる圧子(測定物に押しつける測定子のこと)の種類と試験荷重によって規定されています。

スケール圧子試験荷重(N)
Aスケール先端の曲率半径0.2mm、円錐角120°のダイヤモンド588.4
Dスケール同 上980.7
Cスケール同 上1471
Bスケール鋼球又は超硬合金球 直径3.175mm980.7

 測定方法は、荷重をかけた状態で、圧子の押し込み深さを測定します。
 まず最初に、基準荷重を加えて、続いて測定荷重を加え、再度基準荷重に戻した時、この前後2回の基準荷重における圧子の侵入深さの差を測定し、硬度を求めます。
 測定は、比較的簡便で能率良く精度の良い硬さ測定ができるため、工業部品の硬さ測定では多用されています。
 また、プラスチックのような軟質材料から超硬合金のような高硬度材料まで、幅広く測定が可能な点も、他の硬さ試験と比較するとユニークな特長といえます。
 ロックウェル硬さ試験の名称は、考案者である米国の球軸受メーカー技師であったS.P.ロックウェル氏に由来します。
 詳細な試験方法は、JIS Z2245「ロックウェル硬さ試験方法」に規定されています。

図

引用文献:『硬さ試験機販売のHOW TO』P12〜P13(松沢精機株式会社)



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