エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2002年01月08日

カテゴリ : 海外情報

第71回 K2001 開催!

 3年のビッグイベント、K2001(国際プラスチック・ゴム専門見本市)が、10月25日から11月1日までの会期でドイツ・デュッセルドルフにおいて開催されました。
 同時多発テロやアフガニスタン状勢の影響もあり、来場者の減少が懸念されておりましたが、世界各国から23万人もの来場者が、次世代のプラスチック技術や金型技術の情報収集に訪れました。
 主催者によれば、1999年の世界のプラスチックの消費量は、1億4000万トンあまりで、年率7.6%の上昇を示しています。2010年までには2億5000万トンと試算されており、70%/10年もの力強い成長の可能性を示唆しています。
 つまり、なんらかの形でプラスチック成形金型産業には、今後も新たな需要が見込まれているものと考えて良いと思います。

 金型技術に関しては、下記のような技術が目をひきました。

1. ホットランナーの小径化が進んでいる。
2. スタック・モールド技術が高度化している。
3. 多数個取り金型技術が進歩している。(例:50〜150個取り)
4. 金型内のセンサー応用技術が普及しはじめている。
5. ステンレス鋼の採用が増えてきている。
6. ユニークな標準部品が登場してきている。
7. 位置決め部品が進化してきている。
8. 新しい成形材料に関する金型技術のノウハウが蓄積されつつある。
(例:芳香族ポリアミド、PEEK樹脂、マグネシウム合金)

 一方、射出成形技術では、以下のようなトレンドを感じました。

1. 小・中型射出成形機では、全電動式射出成形機が主流になってきている。
2. クリーンルーム環境が必要な射出成形の分野が登場してきている。
(例:医療用具、光学部品、DVDディスク)
3. ハイサイクル化は進展している。
4. タイバーレス射出成形機は、複合成形の分野では有力視されている。
5. マイクロセルラー射出成形(超臨界微細発泡成形)は実用化事例が増加してきている。

 プラスチック成形用金型技術は、上述のような潮流の下、日進月歩で進化していますので、最先端の技術情報をいち早くキャッチし、試行錯誤をしてノウハウを蓄積することが、次の飛躍のためには不可欠であると言えるのではないでしょうか。



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