エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2002年03月20日

カテゴリ : 構造部品

第81回 二段突き出し構造

 二段突き出し構造とは、成形品をコアから突き出す際に、2回の突き出し工程を行うことができる構造のことです。
 一般の射出成形金型では、1回の突き出ししか行いませんが、二段突き出し構造は、金型内部に時間差をおいて2回の突き出しを行わせることができるため、1回の突き出しのみでは金型から成形品が取り出せないような場合には好都合なメカニズムです。

 例えば、【図1】に示すようなストリッパープレート突き出し構造の場合では、ストリッパープレート上に成形品形状が彫り込んであるために、成形品は自由落下が難しくなっております。

図1

 そこで、【図2】に示すような二段突き出し構造とすれば、平易に成形品を自由落下させることができます。

図2

 一方、【図3】に示す構造は、エジェクタープレート内にランナー突き出しプレートを設けて、ランナーのみを成形品よりも少し早く突き出せる工夫がしてあります。トンネルゲートでゲートの切れ味を良くしたり、切断カスを少なくするために効果があります。

図3

 この他にもメカニズムの工夫によって二段突き出しは可能です。成形品の突き出しやランナー、ゲートの切断などに工夫をしたい場合には、問題解決のヒントとなると思います。



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