エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2003年04月15日

カテゴリ : 成形不良対策

第132回 成形不良の解決対策(焼け)

 焼け(burn)は、成形品の表面に黒い燃焼物が発生する現象です。溶融プラスチックがキャビティ内に充填される際に、キャビティ内部に残存している空気が圧縮された際に発熱し、プラスチックが燃焼することが発生原因です。

 焼けは、外観品質の不良や部品形状の欠落、物性低下などの不具合になります。

 焼けを解決するための対策案は、下記のような方法が考えられます。

(1)金型に関連する対策
1. エアベントを設ける。
2. エアベントを深くする、排気通路を十分に確保する。
3. 金型を分解してエアベントを洗浄メンテナンスする。
4. 金型を分割構造や入れ子構造として、分割面からエアを逃がす。
5. 真空吸引装置を採用する。
6. ゲート位置を変更する。

(2)射出成形条件に関する対策
1. 射出速度を遅くする。
2. シリンダー温度を低めにする。
3. 計量を少な目にする。
4. 樹脂のシリンダー内での滞留を防止する。

(3)成形品デザインに関する対策
1. 成形品の肉厚が薄い部分を回避するデザインを採用する。
2. 成形品の肉厚を変更し、溶融プラスチックの流れのパターンを変える。
3. エアが溜まってしまう形状を変更する。



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