エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2003年08月26日

カテゴリ : 技術計算

第149回 射出成形金型の基礎力学(型開閉時の力)

 今回は、射出成形金型が、成形機に取り付けられた後で、可動側金型が開閉する際に必要な力について考えてみます。(【図1】参照)

図1

 物体を移動させるためには、力が必要です。力は、有名なニュートンの運動の法則によって計算をすることができます。

【ニュートンの運動の法則】
  F=m・a
   F:力  (kg・m/sec2 または N)
   m:質量 (kg)
   a:加速度(m/sec2)

 この場合、注意しなければならないのは、aは「加速度」であって、「速度」ではないという点です。
 ニュートンの運動の法則の式によれば、
 1.力は、質量に比例します。
 2.力は、加速度に比例します。

 したがって、金型の開閉時に作用する力は、可動側の質量と開閉時の加速度に比例するということが言えます。



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