エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2004年01月27日

カテゴリ : 成形技術

第169回 プラスチック成形品の二次加工〜接合

 プラスチック成形品を、他のプラスチック部品と接合して使用する事例もたくさんあります。プラスチック部品どうしを接合する手段には、以下のような方法があります。

(1)接着

 接着剤を使用して接合する方法です。プラモデルの接合と原理は同じです。ホットメルト剤を使用して、より強固に接着する方法もあります。

(2)超音波溶着

 超音波を接合面に発振させて、摩擦熱によって溶着させる方法です。短時間で比較的精密に接合ができます。超音波溶着機が必要になり、成形品の接合部分によって専用のホーンを製作する必要があります。

(3)熱風溶接

 熱風を吹きかけて軟化させた部分を接合させる方法です。単純な方法ですので、精密な溶着には向いていません。

(4)スピン溶接

 円筒形状の成形品を回転させながら接合させる方法です。接合面に発生する摩擦熱を利用します。

(5)摩擦溶接

 接合面どうしを摩擦させて、発生する熱で溶着させる方法です。

(6)ボルト等による結合

 ボルトとナット、セルフタップねじ、爪(スナップフィット)などにより、機械的に接合する方法です。
 接合面には、当然ながらすき間が残ります。
 接合をより強固にするためには成形品の設計とそれに付随する金型の設計において工夫を必要とします。
(例)超音波溶着したい面の表面粗さを粗くする。
   超音波溶着したい面に突起群を設定する。
   接着剤が外へ漏れないように溝を設ける。



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