エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2004年05月14日

カテゴリ : 構造部品

第183回 成形品の突き出し

 成形品を金型のコアから取り出すためには、一般的にはエジェクタピンが使用されています。
 エジェクタピンの配置、本数、形状、突き出し手段等が適切に考慮されている金型では、成形品を理想的な形で取り出すことができます。

 具体的には、下記のポイントを考慮することが望ましいと言えます。

1. 成形品を安定して、バランスよく突き出せる位置にエジェクタピンを配置する。
2. エジェクタピンの直径、断面積は、突き出し時の離型抵抗に屈しない面積を選択する。
3. エジェクタピンは座屈しない強度を有するように選定する。
4. 成形品表面のエジェクタピンの跡を考慮する。
エジェクタピンの凹み、突形状、ピン周囲のバリ、エジェクタピン表面の面精度等。
5. 深いボスにはエジェクタスリーブを採用する。
エジェクタスリーブを採用する際には、エジェクタガイドシステムも併せて採用する。
6. 離型抵抗が大きな成形品の場合は、可動側スライドコアを使用して離型抵抗を低減させる。
7. 特殊なエジェクタピンの配置が必要な場合は、エジェクタピン早戻し装置を採用する。
8. 成形品の表面にエジェクタピンの跡を残したくない場合にはストリッパープレートを検討する。



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