エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2004年05月21日

カテゴリ : 成形材料

第184回 金型設計と成形材料特性

 プラスチック射出成形金型を設計するためには、使用する成形材料の特性を十分に知り尽くすことが重要です。
 特に微妙な品質管理を必要とする成形品の場合にはなおさらです。
 成形材料の特性データは、材料メーカーが提供する樹脂データと、実際にユーザーが使用による蓄積で得たデータがあります。
 成形材料の特性データの中では、以下のファクターが重要です。

(1)成形収縮率

 成形品の寸法を、ねらい通りのばらつき範囲内に抑えるためには、実用的な成形収縮率データが必要になります。
 成形収縮率は、下記要因によって左右されます。

成形材料の種類
キャビティ表面温度
射出圧力
保圧の作用状況
ゲート位置
成形品の肉厚
流動方向
ガラス繊維等

 これらのデータは成形条件を固定して、試験金型や実際の金型を使用して、サンプルを採取することが実務的です。

(2)流動性

 ゲートから最終充填可能な距離がどのぐらいであるのかを知るためには、流動性データを得ることが有益です。
 流動性は以下の実験によってデータ採取が可能です。

スパイラルフロー長さ試験
バーフロー長さ試験
メルトフローインデックス試験(MI値)

 特に薄肉成形品の場合には、流動性データを知ることが重要です。この場合にはエアベントの有無、効果も考慮することがポイントです。



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