エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2004年12月17日

カテゴリ : 技術トピックス

第200回 祝200回連載達成!

 読者の皆様からの熱烈なるご支持を持ちまして、当技術講座は200回を迎えることができました。ここに日頃のご愛読に対し深謝申し上げます。

 浅学非才にも関わらず、WEBサイトで毎週技術講座を連載するという取り組みをスタートしてから、大変長い年月が経過いたしました。
 皆様からのご要望、レスポンス等を参考に、どのような内容が適切であるのかを吟味することが、筆者にとりましては大いなる悩みでもありました。
 200回を迎えるにあたり、これまでの経緯を振り返ってみますと、基本の技術情報を、初学者が正確に、しかも誤認しないように丁寧に解説することが大変重要であることが再認識されました。
 上辺だけの浅く、不確定な技術情報を提供することは、伝統ある我が国金型産業を支える技術者諸子に対して失礼にあたると常に考え、行動をしてきたつもりです。とは言うものの、能力は有限であり、果たして皆様にどれだけお役に立てる情報が提供できたかは、筆者の永遠の自問自答であることも事実です。

 金型の技術は、新しい樹脂素材の市場デビュー、新射出成形法の登場、工作機械技術の日進月歩などが牽引して日々進歩しています。しかし、その進歩速度は一足飛びに伸びるのではないために、ついつい現状維持でも良いのではという妄想に陥る危険性もあります。
 目を転じて、近隣諸国、特に中国への金型や成形産業の一部シフトは目を見張るものがあります。したがって、日本国内で新しい金型需要の創成がない限り、国内市場は縮小化の一途をたどることになります。

 では、現在はそのような状況に陥っているのでしょうか?
 筆者は決してそのようには思えません。なぜなら、新しい製品である自動車、電子機器、通信機器など未来を明るくする新製品が次々と登場し、これらには新しい金型から生み出される成形品のオンパレードになっています。
 近隣諸国で対応が不可能な高精密、複合技術を用いる新しい金型技術は高い競争力を維持可能です。

 新しい技術領域へ挑戦するためには、必ずリスクを背負わなければなりません。たとえば、技術情報の獲得、設備投資、人材のリクルートなどには費用がかかることになります。このようなリスクがない分野は競争力の低い分野であるとも言えます。新製品や新技術をどのように使えばよいかを見いだす工夫が重要であると言えるでしょう。
 日本の技術者は大変真面目で勤勉です。果敢に攻め込む姿勢を維持できれば、どのような困難も克服できる優れた技術者DNAを、生まれながらにして有していると筆者は考えています。

 この講座では、前進するための正確な基礎技術情報を提供することによって、躊躇なくチャレンジできるような支援を微力ながら続けていきたいと考えております。
 「言うは易く、行うは難い」ですが、頑張って執筆を継続したいと思います。
 当面は、過去のデータのブラッシュアップとアップデートを中心に、新技術紹介、着眼点の見いだし方などを中心に据えていこうと考えております。

 読者の皆様が、広い視野で考えられ、アグレッシブな技術へ果敢に挑戦されて、ビジネスを成功されることを心より希望いたしております。



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