エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2005年07月22日

カテゴリ : 技術トピックス

第227回 ランナー内面の仕上げ加工

 プラスチック射出成形金型のランナーは、溶融したプラスチックをキャビティ内へ圧力損失をせずに、樹脂温度を低下させないようにしながら導くための流路です。
 ランナーの内面の表面粗さは、圧力を低下させないためにはできるだけピカピカに丁寧に磨き上げられていることが望ましいとされています。

 ランナーの磨きをおろそかにしていますと、充填圧力を余分に高く設定しなければなりませんので、金型に余計な負荷が作用し、金型の寿命を短くする可能性が出てきます。
 また、成形条件が不安定になる要素も提供をすることになってしまいます。

 ランナー断面は、半円形状、台形形状などをしていますので内面の磨き仕上げは、手作業による場合が多くなります。

 磨き仕上げ作業には主に下記の工具が使用されます。

超硬ロータリーバー
電着ダイヤモンドバー
軸付き砥石(ゴム砥石、セラミック砥石など)
軸付きホイール(コットン(綿)、ネルなど)
スティック砥石、ルビー砥石など
ダイヤモンドペースト(#180〜#100,000)

 これらの工具類は、購入後、加工するランナー断面の形状に合わせて砥石類を削って丁度よい具合に形成して使用をします。
 砥石類の番手は、粗い順に使用していくことが鉄則です。

 より詳細な情報は、機械加工用工具2005.6−2006.5「Tool Direct」p704〜789を参照ください。

「Tool Direct」





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