エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2005年12月16日

カテゴリ : 構造部品

第247回 スプルーブシュのノズルタッチ部形状

 スプルーブシュは、射出成形機の射出ノズルから溶融したプラスチックを、金型内へ誘導するための流路を確保するためのブシュです。ミスミからも各種のスプルーブシュが規格化されて販売されています。

 スプルーブシュのノズルが接触する部分をノズルタッチ部と呼んでいますが、この形状は一般的にSR(球状の面)形状で設計製作されています。

 成形機の射出ノズルの先端SR寸法と、スプルーブシュのノズルタッチ部のSR寸法の関係は、以下のようになるように設定します。

 SR≧Sr+1
   SR:スプルーブシュのノズルタッチ部SR(mm)
   Sr:射出成形機のノズル先端部SR(mm)

 上記の関係が満足されていて、かつSRとSrの中心が同一センターライン上にあれば、理論的には良好なノズルタッチが得られます。

 しかしながら、実際の現場ではノズルタッチ部から樹脂漏れを起こしてしまうケースがあります。
 このような場合には、以下のポイントをチェックして、不具合な部分を調整することが必要です。

ノズルの先端面が異常に磨耗してしまっている。
ノズルの先端部に樹脂がこびりついている。
ノズルの先端部が曲がっている。
ノズルの先端が下方にお辞儀をしてしまっている。
ノズルタッチを減速しないままに勢いよくぶつけて接触させている。
スプルーブシュのSRが凹んでしまっている。



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