エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2006年08月11日

カテゴリ : 技術トピックス

第278回 NPE2006情報

 2006年6月19日〜23日の会期で、NPE2006がアメリカ合衆国シカゴで開催されました。NPEは、National Plastic Plastic Expositionの略で(全米プラスチックエキスポ)、3年に1回のサイクルで開催されている北米最大のプラスチック専門見本市です。第二次世界大戦後からアメリカで最も権威のあるプラスチックショーとして位置づけられています。
 主催者は、SPI(アメリカプラスチック工業会)で、この団体は石油化学企業、成形機メーカー、金型メーカーなどが会員となっており、工業出荷総額はおよそ30兆円にも至る団体です。
 主要会員企業としては、デュポン、GE(ゼネラルエレクトリック)、ダウケミカル、シンシナティミラクロン等が名を連ねています。

 今回のNPEでは、以下の4つの大きなテーマを掲げ、最新技術が出展されました。

1. バイオプラスチック
2. ナノテクノロジー
3. 省エネルギー
4. 環境対策

 日本からも、主要射出成形機メーカーが最新技術を出展していました。また、金型の展示も多数なされ、世界最大取り個数の金型(216個取り)や特殊なバルブゲート等がお披露目されました。

 アメリカ、カナダ、メキシコ(NAFTA加盟国)は、原油高やテロ警戒態勢といった不安定要素をはらみながらも景気動向は安定しており、製造業も水準を維持してはいます。
 しかし、燃料電池自動車や新しい航空機開発など市場が要求する商品を満足させるための、プラスチック技術や成形加工技術を開発するステージに差し掛かっていることも事実で、次の新生産技術を模索する方向性も示唆されていました。
 脱化石燃料をはかり、プラスチック原材料を植物やアルコール等に依存する技術開発も、現実味を帯びて議論されるようになってきています。

 金型の部品開発でもヨーロッパ、日本と競い合いながら独自のユニークな部品が開発されています。また、これらの開発された技術や金型はアメリカ国内のみならず、中華人民共和国やインドといった巨大消費市場向けにも輸出されており、まさにグローバルなビジネスが盛んになっています。ブルートウース技術や次世代通信技術などを活用した制御や技術者教育システムなど、日本とは異なる視点でのプラスチック関連技術の開発も盛んでした。



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