エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2006年12月08日

カテゴリ : 金型材料

第294回 キャビティ用鋼材の熱処理−SKH51

 SKH51は、JISに規定されている高速度鋼です。当初は、切削工具の素材として開発され、高速度で切削が可能なことから、この名称が付けられました。高い硬度と強度を有していることから、プラスチック金型の部品として採用されるようになり、コアピンやエジェクタピンの材料として活用されています。

 SKH51の焼き入れは、一次余熱として550℃まで加温した後、二次余熱として850℃に加熱します。焼き入れ温度は1150〜1220℃と高く、500〜550℃のソルトバスへ保持した後で空冷します。

 焼き戻しは、540〜600℃に加熱した後で空冷します。硬度は64HRC程度が得られます。

図



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