エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2007年02月02日

カテゴリ : 技術トピックス

第300回 祝!連載300号

 この講座が始まってから、今回で連載300回を数えるに至りました。
 プラスチック金型に関する技術関連事項を、幅広くかつ適切な深さと分量で毎週アップデートするという企画でスタートして足掛け6年になりました。
 振り返ってみますと膨大な量のファイルがアップロードされ、他の3講座も含めますと総量約1200件もの金型、FAの技術資料が出来上がっておりました。
 世界のウェブを見回してみても、このカテゴリーでこれだけ長く連載された技術情報集は本講座だけであると思います。(注:本編集部調べ)
 連載の過程では多数の定期読者の皆さんからご支持を受け、執筆にも大変張り合いを感じながら書き連ねて参りました。この場をお借りしまして、読者の皆様に御礼を申し上げたく存じ上げます。

 この300回の連載の始まったころは、日本の景気は最悪の状態で戦争、テロなどの社会不安、デフレ懸念、近隣諸国の急成長など出口の見えないスパイラルに陥っておりました。そのような中にあってもプラスチック金型の技術開発は、地道ではありますが着実に進展し研ぎ澄まされ、今日の景気回復に際してはこれまで蓄積されてきた技術が大きく花開こうとしていることには大きな自信と喜びを隠しきれません。
 プラスチック成形金型は、プラスチック原材料の開発や成形技術の開発と密接に関連しており、液晶ポリマー、シクロオレフィンポリマー、芳香族ナイロン、メタロセン系ポリプロピレン、ポリ乳酸などの新しい素材が商品に採用されるようになり、これらの樹脂を使いこなすための金型技術、成形技術の開発競争が経済活性化の一翼を担ってきたことは間違いないでしょう。

 これからのプラスチック金型技術は、地球環境の保護と永続的発展が可能な社会の実現という大きな流れに沿った技術開発方向が、重要になってくると考えられます。
 スクラップ排出量の極小化技術、植物由来プラスチックの活用技術、有害物質を使用しないものづくりに寄与する技術などが挙げられます。目先の利益追求のみではなく、長期的視点に立った技術開発を、この好景気の間にどのぐらい進められるかが、金型業界の将来を大きく左右すると考えることもできるでしょう。

 本講座では引き続き、プラスチック金型技術に関連する情報発信を継続して参りたいと考えています。基礎技術から先端技術までアトランダムな執筆になると予想されますが、一箇所に留まらず、複眼視できることを忘れずに連載をして参りたく思います。
 皆様の事業活動に、些かでもお役に立てる情報が提供できますように努めさせていただきたく存じます。



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