エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2007年04月20日

カテゴリ : 成形材料

第311回 生分解性プラスチックの分解機構(その1)

 生分解性プラスチックは、土中やコンポスト中、海底等において、微生物の働きによって水や二酸化炭素に分解されます。
 その分解の機構は、以下のような段階を経てなされることが分かってきました。

生分解性プラスチック

水、pH、温度+微生物

低分子化合物(脂肪酸、アルコールなど)+微生物(メタン細菌=いろいろな種類がいる)

水、二酸化炭素、メタン

 脂肪酸からの化学反応は、例えば以下のような機構で行われます。

【酢酸】CH3COOH → CO2CH4(メタン)

【ギ酸塩】4HCOONa + H2O → Na2CO3 + 2NaHCO3CH4

【酪酸】2CH3CH2CH2COOH + CO2 → 4CH3COOH + CH4

【プロピオン酸】4CH3CH2COOH + 2CO2 → 4CH3COOH + 3CH4 + CO2

【吉草酸】2CH3CH2CH2CH2COOH + C02 + 2H20 → 2CH3CH2COOH + 2CH3COOH + CH4

【カプロン酸】CH3CH2CH2CH2CH2COOH + CO2 + 2H2O → 3CH3COOH + CH4



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