エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2007年06月29日

カテゴリ : ミスミ商品ガイド

第320回 トンネルゲートブランク

 ミスミ「トンネルゲートブランク」は、成形品の裏面や側面にトンネルゲートを設けたい場合に好適なゲートブランクです。

 成形品の表面や体裁面の側面にゲートを設けることが許されない場合には、カーブドゲート等によって、裏面部やリブ側面などにゲートを設けなければなりません。
 その際にはカーブドゲートをデザインして形状設計をし、さらにマシニングセンタや放電加工によって特殊な曲面加工をしなければなりません。また、設計されたゲートデザインで金型からゲートを抜く場合の抜け具合は、樹脂の種類や成形条件でも左右されて、うまく抜けるかどうかの心配もつきまといます。

 そこで、「トンネルゲートブランク」は、これらの課題を解決するために開発されたゲート部品で、同一形状のゲートを標準で準備いたしておりますので、金型の用途に合わせて追加工をしてカーブドトンネルゲートを手軽に採用することができます。

 タイプが2種類あり、「裏面ゲートタイプ(MTBGC、MTGCS)」と「側面ゲートタイプ(MSGC)」があります。

 材質は、ドイツ標準規格DIN.3342(米国規格AISI:M2相当)(JIS規格:SKH51相当)と高級特殊鋼を採用しており、硬度は40HRCと60HRCの2種類から選択が可能です。
 このゲートブランクは金属射出成形法(Metal Injection Molding、MIM)で成形加工された後で、外形を機械加工で仕上げられて製作されています。

 ゲートの内面はRa0.8程度に仕上げられています。

 ゲート部を上手に金型内から抜くためには、ランナーエジェクタピンの位置とロック部の長さの関係を、適正な範囲に収めた設計をすることが推奨されます。詳細な推奨寸法ノウハウは、カタログ上に開示されています。また、ゲート部の詳細デザインは、ホームページよりCADデータとしてダウンロードも可能です。





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