エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2007年11月16日

カテゴリ : 技術トピックス

第339回 K2007開催!

 K2007(第17回プラスチック・ゴム専門見本市)は、2007年10月24日〜31日の会期でドイツ・デュッセルドルフ市で開催されました。この見本市は、第二次世界大戦後、ドイツにおいて3年ごとに開催されてきた、歴史のある世界最大規模のプラスチック総合見本市になります。
 今回のメインテーマは、「TURNING VISION INTO BUSINESS」とし、世界59カ国から3,100社もの出展がなされました。会場であるMESSE DUSSELDORFは、約17万平方メートルの展示スペースに17のパビリオンを有しますが、これを全て使い切り、最新の技術が紹介されました。
 射出成形機、押出成形機、ブロー成形機等の加工機械、金型、金型標準部品、ホットランナー、プラスチック成形品、原材料、計測機器、リサイクル技術など、多岐に渡る総合展示になります。

 昨年の世界のプラスチック原材料の生産量は、約2億トンと推計され、今後は年率5%程度で成長が推移されるのではないかとの業界筋の予測がなされています。
 プラスチック射出成形金型の需要も、世界規模ではこれに伴って増加すると考えられます。

 K2007では新しい原材料が多数出展されました。高耐熱樹脂や植物由来生分解性プラスチック、液状シリコーンゴムなどです。これらの新しい素材は、自動車部品、電子分野、医療分野、食品包装などに新しい用途をもたらします。そしてその用途を満足させるために、安定した品質で成形加工できる金型や射出成形技術の開発が必要になってきます。
 特に金型の設計技術では、新しい樹脂が抱えている弱点を克服するための技術開発が特に重要です。よく考え抜かれた実験を行うことで、信頼性の高い技術開発を行うことが大事です。

 また、射出成形機、取り出しロボット、金型、原材料搬送装置、金型温度制御装置などのシステムを全体として最適化するためのシステム設計が重要です。欧米のK2007における出展も、このようなシステム思考で構築された生産装置が、実際に運転されて成形加工を実演していました。

 今後1年間ぐらいの期間で、今回出展された技術が日本でも吟味されて、実用化の検討が進んでいくのではないでしょうか。



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