エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2009年01月16日

カテゴリ : 成形材料

第394回 オレフィン系プラスチックの特徴

 オレフィン系プラスチックは、射出成形に多用されている成形材料です。代表的な樹脂としては下記が挙げられます。
(1)ポリプロピレン(PP)
(2)低密度ポリエチレン(LDPE)
(3)エチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)
(4)ポリメチルペンテン(TPX)
(5)超高分子ポリエチレン

 ポリオレフィン樹脂は、共通して以下のような特徴があります。
◇比重が1以下で軽い。
◇水に浮く。
◇柔軟性がある。
◇衝撃を吸収する。
◇疲労特性が良好である。
◇低温で成形加工できる。
◇耐薬品性に優れている。
◇柔らかい。
◇剛性が低い。変形しやすい。
◇耐熱性が低い。
◇クリープ特性が低い。
◇透明な樹脂が限定されている。
◇ガスバリヤー性が低い。
◇低価格。
◇フィルム状に伸ばすことができる。
◇着色が容易である。
◇金型温度が低温でも射出成形加工できる。
◇ブロー成形もできる。

 このような性質を生かして、ポリオレフィン樹脂は自動車、家電、生活用品、容器類等に幅広く利用されています。世の中には強度が必要であったり、耐熱性が高い樹脂が必要な場合が多いですが、逆に柔らかく衝撃を吸収し、低温で変形する特徴を利用したい場合もたくさん存在します。
 スーパーエンジニアリングプラスチックを多用されている皆さんは、ポリオレフィン樹脂の欠点であると思われているこのような特性を生かして、商品に利用する事例も多数あることを知ることで、発想の幅が広くなると思います。



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