エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2009年02月20日

カテゴリ : 技術情報

第399回 やすりがけ作業

 先回に引き続き、やすり作業について解説します。

 やすりがけを適切におこなうには正しい作業手順が重要です。やすりがけの作業ポイントは以下の通りです。


1.やすりがけの姿勢

 やすりをかけるには姿勢をまず正しくしなければなりません。正確で精密な作業ができないからです。

(1)ワーク(工作物)は、ひじの高さになるように高さ位置を調整し、万力等でしっかりと固定します。
(2)ワークの正面に立ち、やすりの先端がワークの中心になるように体を構えます。
(3)ワークの中心線上に右足を置き、中心線と70~80°になるように足を傾ける。
(4)左足を開いてワークの方向に半歩出し、爪先がワークから200~300mm離れた位置にする。
(5)腕の力を抜いて、やすりをワークに対して軽く前後に動かせる位置ように体と足の位置を微調整する。


2.やすりがけ作業

 やすりがけには3種類の方法があります。

(1)直進法
 一般的な方法でやすりを直進させてかける方法である。
 仕上げ面はきれいになる。
(2)斜進法
 やすりを右斜め前に移動させてかける方法である。
 切削量が多く、荒取りに向いている。
(3)併進法
 幅の狭い長いものを仕上げるのに適している。


3.やすりの目払い

 やすりがけをすると、切削された切り粉がやすりの目に詰まってしまうので、ときどき目をクリーニングする必要がある。ワイヤーブラシで詰まった切り粉を取り払い、エアーガンでさらに吹き飛ばしても良い。目詰まりを防止するためにはあらかじめやすりに木炭やチョークを塗るノウハウもある。



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