エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2009年07月24日

カテゴリ : 海外情報

第420回 NPE2009開催!(前編)

 6月22日から26日まで、アメリカ合衆国シカゴ市、マコーミックプレイスにおいて、NPE2009(全米プラスチックエキスポ)が開催されました。このショーは、プラスチック産業の世界三大ショーの一つとして数えられ、半世紀に渡り世界をリードする存在を示しています。1)
今回は、世界同時不況下そして新型インフルエンザ大流行という未曾有の状況下での開催となり、その成否に大いに関心が示されていましたが、結果的には出展企業からは、関心の度合い、技術的知識、購買決定に及ぼす影響といった観点からの来場者のクオリティは高く評価されるに至ったようです。
 今回参加した方々は真の購買力を持つ重要なプレーヤーであったと主催者も発言しております。
NPE2009

 NPEは、その主催をSPI(The Society of the Plastic Industry,Inc.アメリカプラスチック工業会)が努めています。この団体は、1937年に創立され、アメリカ合衆国で第3位の製造業であるプラスチック産業を代表する団体です。会員企業は、加工処理業、機械・器具製造業、原材料供給業など、プラスチック業界の全サプライチェーンを代表しています。また、全米のプラスチック業界は、全体で110万人を雇用しており、年間出荷額は、約3,790億ドル(約40兆円)にも上る巨大な存在です。

 NPE2009の開催実績は、以下のようになりました。
・出展社数  1,851社
・展示面積  88,000m2
・来場者数  44,000人
・来場国数  101か国

 来場者数は、前回NPE2006と比較して30%減となりましたが、上記のような社会情勢下では想定よりもかなり善戦したと思われます。
 また、今回はプラスチック科学技術の世界最高峰の学会の一つであるANTEC2009も同時開催され、射出成形技術や原材料に関する科学者が世界から集結し、様々な発表が行なわれ点も高く評価されます。
 金型技術に関しても多数の最新技術がアメリカ、カナダ、ドイツ、スイス等から出展されました。バラク・オバマアメリカ合衆国大統領が提唱するグリーンニューディール政策がお膝元のシカゴで、どのようなエキシビションを展開するのか?、果たしてアメリカの経済は復興可能なのか?、プラスチック産業に未来はあるのか?など、世界中の業界人や経済人が注目するNPE2009。そこで繰り広げられた最新技術開発については、次号でハイライトを紹介します。




補足:1)プラスチック産業の世界三大ショーとは下記であると言われています。
     ・K(ドイツ、デュッセルドルフ)
     ・NPE(USA、シカゴ)
     ・IPF(日本、東京)

写真の著作権 Copyright.,The Society of the Plastic Industry,Inc.(2009,USA)



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