エンジニアのための技術講座

プラ金型講座

掲載日:2012年04月06日

カテゴリ : 成形材料

第549回 樹脂の気体透過性

プラスチック樹脂は、日常の使用では、空気や気体を透過するとは考えにくいのですが、分子レベルで組織を考えてみますと、微細な空隙が無数に存在し、実際は気体をかなり透過させているのです。このような気体の透過(遮断)の特性をガスバリアー性と呼んでいます。
炭酸ガス飲料や食品容器の世界では、ガスバリアー性は当然の常識ですが、自動車やエレクトロニクス、メカニカルの世界ではあまり知られていないようです。樹脂の種類によって気体の透過性は大きく異なっています。

以下にいくつかの樹脂について、気体の透過性を紹介してみます。

樹 脂 名酸素透過率 窒素透過率
シリコーン98,00050,000
軟質PVC300から1,100 
PE185から50040から180
PP20045
PS300 
ABS50から705から10
硬質PVC5から20 
ポリ塩化ビニリデン樹脂0.8から0.90.12から0.15
ポリアミド系樹脂極めて少ない極めて少ない
PGA極めて少ない極めて少ない

※透過率:ml/m2 ・24hr・atm, 1mm



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